【RUST】たった10分でConoHaのマルチサーバーの立て方を紹介【最新版対応】


ねぇねぇ!ポテトくん!
最近、ストリーマー界隈で流行ってるRUSTっていうゲーム知ってる?

もちろん知っていますよ。
VC繋いでワイワイとしていて面白いですよね。

そうそう!私も身内でワイワイして遊んでみたいな!
でもサーバーとか詳しくないし、どうすればいいかな?

そんな時はConoHaでRUSTサーバーをレンタルするのがおすすめですよ!
当記事では、レンタルサーバー大手である「ConoHa」でRUSTのマルチプレイサーバーの立て方を分かりやすく紹介していきます。
ConoHaは誰でも簡単にRUSTサーバーを立てられるようにテンプレートイメージを用意しています。
初心者の方でも当記事を見れば、今すぐにでもサーバーを立てることができます。
記事通りの手順に沿って行えば、10分以内にRUSTサーバーで遊べます!
RUSTとは
既にRUSTをプレイしていて当記事に来られた方が大半だと思いますが、一応「RUST」について簡単に紹介したいと思います。

RUSTは、自給自足で素材を集め、食料や建築を作り、生活していく自由度の高いオープンワールドサバイバル+MMO+FPS要素があります。特徴はサーバーに複数のプレイヤーが参加しており、互いに協力したり、戦闘をしながら生き延びます。もちろんソロで活動することも可能です。
RUSTは2018年にリリースされたゲームですが、ここ最近、ストリーマー界隈で人気のゲームとなっていて、ワイワイと楽しんでいる様子から視聴者も感化されて一時期、Steamの売上No.1になるほどの注目度でした。

ストリーマー界隈で遊んでいるサーバーは、ストリーマー専用サーバーです。こちらもレンタルサーバーを借りて運営が行われています。

そうなんだ!ストリーマーの切り抜き動画を見てから、私もRUSTに興味出てきたんだよね!
サーバーとは
さて、RUSTでマルチプレイをするためには一緒に遊ぶ場所(サーバー)を用意する必要があります。

例えば、友達の家に招待されて実際に行ってみたら、肝心の家が無い!という感じかな?

そうそう!そんなイメージですね!

簡単に説明しましたが、これがサーバーとなります。
そのため、RUSTにおいてもサーバーが必要となりますが、サーバーを立てるためにはある程度のパソコンスペック(性能)が必要になってきて、シングルプレイで重たいなと感じている人では自分のパソコンでサーバーを立てることは難しいと思います。
サーバー種類
ご存知かと思いますがRUSTにはシングルプレイがなく、全てマルチプレイで遊びます。
遊びたいサーバーを選択する必要があるのですが、RUSTでは3種類に分かれています。
- 公式サーバー
-
その名の通り、RUST運営が提供している公式サーバーです。
誰でも参加できることから、かなり人口が多く上級者が多いイメージです。
そのため初心者には難しいサーバーとなっています。
- MODサーバー
-
公式サーバーと違い、ユーザーが独自のRUSTサーバーを立てる必要があります。
MODという拡張機能を使用できるため、建築や乗り物の練習として存在することが多いです。
- コミュニティサーバー
-
公式サーバーと違い、ユーザーが独自のRUSTサーバーを立てる必要があります。
ユーザーが管理するサーバーなので独自ルールがある場合があります。良さげなサーバーがあれば初心者の方でも遊びやすいかと思います。
同じパソコン内でRUSTクライアントとサーバーを立てるなら、ある程度のパソコンスペック(性能)が必要になります。
最大プレイヤー5~10人を想定したスペック
パーツ 最低スペック 推奨スペック CPU 2Coreまたは3Core以上 2Coreまたは3Core以上 メモリ 4GB以上 8GB以上 容量 32GB以上(SSD推奨) 32GB以上(SSD推奨) ネットワーク 100Mbps以上 1Gbps以上
また、コミュニティサーバーを作成するにはパソコンの知識が少し必要で、パソコン操作が苦手な方には不向きだと思っています。
ただし、サーバー管理者は様々なサーバー設定ができるため、自由に遊ぶことができます。

自由に遊べるのはいいけどパソコン苦手だから難しそう…。

そこで、筆者がおすすめしたいのはレンタルサーバーである「ConoHa」でRUSTサーバーを立てましょう!

ConoHaって聞いたことないなー

レンタルサーバーはスペックやパソコン知識不要で使用できるのでとても便利ですよ!

このあと詳しくConoHaについて説明したいと思います!
ConoHa(コノハ)とは

ConoHaは、日本にあるレンタルサーバー企業の1つで、親会社はインターネット事業を展開しているGMOになります。

聞いたことない方もいるかもしれませんが、
実はGMOはインターネット事業の中でかなり大手で知名度もあるため、安全性や信頼性が最高峰です。
そんなGMOが運用するConoHaでは主にVPSとよばれるサーバーを提供しています。
ConoHaは他のレンタルサーバー企業の中で高性能でありながら、低価格でサーバーを提供していて初心者の方でも簡単に利用できる点がとても魅力的です。

なるほどー!安く使えて高性能なのはありがたいね!

そうですねー!とても使いやすいです。
私もかれこれ3年以上は愛用させてもらってます。
また、初期費用なしで利用できるレンタルサーバーで、たくさんのテンプレートと高速SSDにより、「今すぐにでも使える」サーバーを作ることができます。

通常のVPSではRUSTサーバーを立てるのに必要な初期設定(コマンドを打ち込む)を自分で設定する必要があり、VPSに慣れてない人は途中で投げ出したくなるほど難しいのです。

私も初心者の頃は、コマンドを調べながらなんとか1日消費するほど難しかったです。(Google先生と一緒に頑張りましたよ笑)
でも安心してください!
ConoHaのテンプレートイメージを使えば、この難しい操作を自動的に行ってもらえるため、サーバーを契約すれば簡単な操作だけでスグにRUSTのマルチプレイの世界で遊べるようになります!



VPSについて

ところでさっきの説明で「VPS」っていう知らない単語が出てきたんだけど、説明してほしいな~

そうですね、ConoHaではレンタルサーバーの「VPS」を提供しているといいましたが、VPSについて簡単に説明しますね。

VPSは、仮想上に異なるOSやメモリ、CPU等を自由に構築できます。
基本的にVPSは個人で用意することは少なく、ConoHaのような企業が用意しサービスとして提供しているところがほとんどです。
このようにVPSはサーバー構築をする技術だと最低限理解してもらえれば、問題ないかと思われます。

ふむふむ。な、なんとなく分かったよ。。。

詳しく理解する必要もないと思うのでなんとなくで大丈夫です笑
ConoHaでサーバーを立てるメリット・デメリット
数あるレンタルサーバーの中でConoHaはどのようなメリット・デメリットがあるのか見てきます。

こんな感じですかね。

メリットに比べてデメリットの数が少ないね笑
メリットはすぐに思いついて書けましたが、デメリットは5分程度考えましたがあまり思いつかなかったです。
それだけ個人的には不満な点が無かったとも言えます。
デメリットについて
- 無料のお試しプランが無い
-
ConoHaでは低価格で提供しているため、1ヵ月間の無料お試しプランがありません。
しかし、当サイトからお申込みすると800円引きクーポンが貰えるので、無料とまでは行きませんが最初の1ヵ月は800円引いた料金で利用することができます。
- サーバー攻撃に弱い
-
レンタルサーバーの中には、サーバー攻撃(DDoS等)対策を搭載しているレンタルサーバーもありますが、ConoHaでは搭載されていません。
そのため、ConoHaではサーバー攻撃による耐性が弱い印象があります。
と言っても個別のサーバーに攻撃を受けることはほとんど無いため心配する必要はありません。
料金プランについて
ConoHa VPSでは5つのプランによって分かれていますが、その中でオススメ3つをピックアップします。
4GBプラン 3,969円/月 7.3円/時 |
---|
初期費用 無料 |
CPU/メモリ 4コア/4GB |
SSD 100GB |
備考 4人以下なら遊べる |
8GBプラン 8,083円/月 14.6円/時 |
---|
初期費用 無料 |
CPU/メモリ 6コア/8GB |
SSD 100GB |
備考 少人数あれば快適に遊べる |
16GBプラン 15,730円/月 26.7円/時 |
---|
初期費用 無料 |
CPU/メモリ 8コア/16GB |
SSD 100GB |
備考 大人数であれば快適に遊べる |

色んなプランがあるんだね~!でもどのプランを選べばいいのかな?

参加人数にあったプランを選んでもらえれば快適に遊ぶことができてオススメです!

個人的には8GBプランが良いと思っています。
RUST自体が重いのでサーバーにかなり負荷が掛かります。
8GBプラン高いなぁって方へ
サーバー契約後でも4GBプランから8GBプランへ変更も可能なので、料金面で心配な方は4GBプランにしてみて、スペック不足と感じたら8GBにしてみても良いと思います。

4GBプランだと若干カクつきが感じられました…。
また、ConoHaは時間課金制を導入しています。

ConoHa VPSのアカウント作成
ConoHa VPSを利用するには最初にConoHaアカウントを作成する必要があるので、まずアカウント作成方法をを紹介していきます。
ConoHaアカウントの作成

ConoHa VPSサイトより「今すぐクーポンをもらう」をクリックするとお申し込みができます。
ConoHaアカウントを持っていない方はアカウント作成が先になります。

今なら当サイトからお申し込みをすると、お得な特典がもらえます!

上記のボタンからConoHaアカウントを作成し、プランを契約するとお得な「800円分クーポン」が付与されます。(契約時に自動付与)
この機会に是非ご活用ください!

最初の1ヵ月は800円引きされるのは大きいね!
せっかくなので活用してみよう~!
アカウント情報の入力
アカウント作成も簡単で、必要項目を入力するだけでアカウント作成ができます。

入力された情報は公開されることがないため、正しい情報を入力しましょう。
トラブルがあった際に間違った情報だと対応してもらえない場合があります!
ConoHaのパスワードは、セキュリティ強化のため
英大文字と英小文字、数字を最低1文字以上を入れる必要があるのでご注意ください!
以下のパスワード生成ツールを使うと強力なパスワードを作ることができます。

パスワードは重要になるので、しっかりとしたパスワードを入力しましょう。
今後、ConoHaにログインするにはメールアドレスとパスワードが必要になりますので、アカウント作成時にメモすることをオススメします!
電話/SMS認証の確認
アカウント情報を入力して「次へ」をクリックすると次は本人認証が必要となります。
電話番号を入力してメッセージ(SMS認証)もしくは電話音声(電話認証)を選択します。

認証種類 | 対応機器 | 備 考 |
---|---|---|
メッセージ(SMS認証) | ガラケーorスマホorタブレット等(固定電話不可) | 簡単でスグできる |
電話音声(電話認証) | ガラケーorスマホorタブレット等(固定電話可) | 電話に出ないといけない |

簡単にすぐできるSMS認証がオススメです!
電話番号を入力して「SMS認証」をすると、スマホ等のメッセージに認証コードが届くので認証コードを入力して「送信」を選択します。

お支払い方法の入力
本人認証が完了すると、事前にお支払い情報を入力する必要があります。
お支払い方法は様々対応しているので、クレジットカードをお持ちではない方でも利用できます!
お支払方法は大きく分けて3つあり、クレジットカード・ConoHaチャージ・ConoHaカードです。

クレジットカードを登録しておくと、翌月から自動引き落としになるので払い忘れが無くなるのでオススメですが、中にはクレジットカードをお持ちになってない方もいると思います。

そんな方は、ConoHaチャージまたはConoHaカードをオススメします!
お支払い方法
お支払い方法

- ConoHaチャージ
-
入金した金額分のみサービスのご利用が可能となる、前払いタイプのお支払い方法です。
クレジットカードの他に様々な支払方法に対応しています。
- ConoHaカード
-
ConoHa VPSに「クーポン」として登録ができるプリペイドカードです。
Amazonギフトカードのように登録したい金額分のConoHaカードを購入して、番号を登録するだけでお金をチャージすることができます。
また、学生や教職員の方向けに学割も対応していて、学割を使うと10%OFFになりおトクです!
ConoHaカード1,000円~チャージしたい金額分のConoHaカードを購入して、番号をクーポン登録するだけでConoHa VPSを利用できます。学生の方はConoHaカードの学割を使って「10%OFF」お得に購入することもできます。

お支払い情報まで入力が完了するとアカウント作成完了です!

特に問題なく、アカウント作成できたよー!

それでは次はRUSTのサーバーを契約して実際にサーバーを立ててみましょう!
サーバープランの選択
それでは、RUSTサーバーのスペック(性能)となるサーバープランを選択していきます。

サーバーをどこに置くか決められます。
日本に住んでいる方は東京とシンガポールでは、東京の方が近いので「東京」を選択します。
サービスには色々とありますがRUSTでは「VPS」でサーバーを立てる必要があるため「VPS」を選択します。

他のサービスは絶対に選ばないでください!
VPS割引きっぷとは3ヵ月以上まとめて購入すると、ひと月あたりの割引率がアップします。
詳しくは以下の表を参考にしてください。
1~2か月だけ利用したい方は「利用しない」を選択して、3ヵ月以上利用する方は、VPS割引きっぷを「利用する」の方がお得になりオススメです!
\割引率は毎月コロコロ変わるのでConoHa公式をチェック/
VPS割引きっぷ | 4GBプラン | 8GBプラン | 16GBプラン |
---|---|---|---|
1ヶ月 | 3,969円/月 割引なし | 8,083円/月 割引なし | 15,730円/月 割引なし |
3ヶ月 | 3,872円/月 2%OFF | 7,986円/月 1%OFF | 15,488円/月 1%OFF |
6ヶ月 | 3,812円/月 3%OFF | 7,926円/月 1%OFF | 15,125円/月 3%OFF |
12ヶ月 | 3,630円/月 8%OFF | 7,744円/月 4%OFF | 14,520円/月 7%OFF |
24ヶ月 | 3,582円/月 9%OFF | 7,418円/月 8%OFF | 13,915円/月 11%OFF |
36ヶ月 | 3,546円/月 10%OFF | 7,091円/月 12%OFF | 13,310円/月 15%OFF |
例:8GBプラン(月額料金8,083円)
3ヶ月適用した場合
3ヶ月適用しない場合

3ヶ月ごとに割引が適用されます!さらに長期になればなるほど、割引率も大きくなります!

おぉ!長くなればなるほど割引率が増えてるね!
4GBプラン 3,969円/月 7.3円/時 |
---|
初期費用 無料 |
CPU/メモリ 4コア/4GB |
SSD 100GB |
備考 4人以下なら遊べる |
8GBプラン 8,083円/月 14.6円/時 |
---|
初期費用 無料 |
CPU/メモリ 6コア/8GB |
SSD 100GB |
備考 少人数あれば快適に遊べる |
16GBプラン 15,730円/月 26.7円/時 |
---|
初期費用 無料 |
CPU/メモリ 8コア/16GB |
SSD 100GB |
備考 大人数であれば快適に遊べる |

料金プランに迷っている方は、前述した「料金プランについて」をご参考ください!

サーバープランを選択できたら、次にイメージタイプ「アプリケーション」を選択し、「RUST」を選択します。

これがRUSTのテンプレートイメージになります。忘れずに選択しましょう。

rootパスワードは、サーバーを管理する時に必要になります。
英大文字、英小文字、数字、記号をそれぞれ含めて設定する必要があります。
入力したrootパスワードは忘れないように必ず控えておいてください。
rootパスワードはコントロールパネル再設定することはできないのでご注意ください。
追加するVPSに任意のネームタグ(名前付け)を設定することができます。
あとで見て分かりやすい名前にしておくと良いと思います。

基本的にはデフォルトのオプションのままでもサーバーを立てられるため、特に変更する必要がありません。
強いて言えば、サーバーデータが破損したときにバックアップしていると復元できるようになります。
「自動バックアップ」を有効にしていると、いつでも安心してプレイすることができるのでオススメです。

その他の設定は特別な操作をしている人向けなので特に気にしなくていいです。
上記のSTEP6またはSTEP7まで完了したら、「次へ(追加)」を選択してサーバーを作成します。

サーバー追加後、すぐにサーバー構築が開始されます。
しばらく待つと下記の画像のように構築中から起動中という表記に変わるので待ちましょう。

お疲れ様でした!これでRUSTサーバーを構築することができました!
あとはRUSTを起動して必要な情報を入力することでマルチプレイサーバーに参加することができます!

え?もう完成なの?とても簡単だね!

そうですよ。ConoHaのテンプレートイメージを使うと自動的にサーバーを作成してもらえるのでとても簡単なんです!
RUSTサーバーに参加する
それでは、構築したRUSTサーバーに参加するためにサーバーのIPアドレスとパスワードを確認する必要があります。
IPアドレスとパスワードの確認方法
ConoHaのコントロールパネルを開いてください。ネームタグの「サーバー名」を選択すると開けます。(今回は、RUST-Serverを選択しています)

次に「コンソール」を選択すると、黒い画面が表示されると思います。

ここでログイン情報を求められるので、loginには「root」、Passwordには「rootパスワード」を入力します。
Passwordの入力では、打ち込んだ文字が表示されない仕様なので、1文字1文字キーボードを見ながら入力することをオススメします。

赤枠に囲まれたServer IP Addressの横の数字がRUSTサーバーに参加する為に必要な「IPアドレスとポート番号」です。
忘れないようにメモしときましょう。

RUSTサーバーの参加方法
まず、「RUST」を起動してください。

次にSteamを起動して左上の「表示」を選択し、表示された中に「サーバー」があるのでこれを選択します。

ウィンドウが開くと思うので「お気に入り」を選択し、右下の「サーバーを追加」を選択します。

先程、ConoHaのコントロールパネルからコンソールを開いた時にメモした「IPアドレス:28015」を赤枠の中に入力してください。(IPアドレスと28015の間に「:(コロン)」も必ず挟んでください。)
その後、「このアドレスをお気に入りに追加」を選択します。

アドレスをお気に入り追加するとこのようにConoHaで作成したサーバーが表示されます。

Steamにてお気に入り追加して表示されたら、RUSTの画面を開きます。
「ゲームをプレイ」→「ファボ」の順に開くと、Steamでお気に入り追加したRUSTサーバーが追加されています。

最後に追加されたRUSTサーバーを選択して「サーバーに参加」を選択するとゲームに参加できます!

読み込みが完了し、ゲーム画面が切り替わればサーバーに接続成功になります!


お疲れ様でした。
これでConoHaでRUSTサーバーの立て方は以上になります。

わーい!これでみんなと一緒に生活するぞー!
他の参加者にもサーバーのIPアドレスとパスワードを教えて、Steamのサーバー追加方法を教えてあげると同じようにサーバーに接続ができ、一緒に遊ぶことができるようになります。
管理者権限の付与
RUSTサーバーで自由にコマンドを使ったり、サーバーを管理する為には管理者権限を自分自身または特定のプレイヤーに付与する必要があります。
管理者権限はゲーム画面内からownerid <SteamID> <名前> Admin
コマンドを実行すると付与することができます。
ただし、名前が日本語の方はゲーム画面内から実行できないので別の方法で付与する必要があります。
今回は、Webサイトからサーバー管理できる「RCON:IO」を使って管理者権限を付与してみようと思います。

項目 | 説明 |
---|---|
Server IP | ARKサーバーのIPアドレスを入力 |
RCON port | RCONのポート番号「28016」を入力 |
RCON Password | RCONのパスワードを入力 |
左下の入力からownerid <SteamID> <名前> Admin
コマンドを実行すると付与することができます。

以下のようなメッセージが表示されれば、プレイヤーに管理者権限の付与に成功しています。

管理者権限の付与に成功したら、管理者権限の設定を保存する必要があります。
今のままでサーバーを閉じたり、再起動してしまうと管理者権限も外れてしまいます。
そのためには、RCON:IOでserver.writecfg
コマンドを実行して管理者権限を保存しましょう。
管理者権限の付与はこれで完了です。
RCON:IOではコンソールからコマンドを実行できるほかに、サーバー状況やチャット履歴、プレイヤー状況等を確認できます。
詳しい使い方は説明しませんが、簡単な操作で管理できるので分かりやすいと思います!
サーバー設定方法

RUSTサーバーの設定方法ってどうやるの?

いい質問ですね。
ConoHaではサーバー設定までは用意されていないので自分自身で設定する必要があります。詳しく説明します!
サーバー設定を行うにはConoHaサーバーに接続して、直接サーバーフォルダをいじる必要があります。
必要なソフトをインストール
ConoHaサーバーに接続するためには、必要なソフトをパソコンにダウンロードして、インストールする必要があります。
必要なソフトとは、WinSCPというパソコンからサーバーに接続してファイルやフォルダを共有できるソフトのことです。
「窓の社からダウンロード」をクリックするとパソコンにダウンロードできます。

ダウンロードができたらインストールも完了させちゃってください。
WinSCPの初期設定
WinSCPのインストールが完了したら、
初期設定を行い、パソコンからConoHaサーバーに接続していきます。

名前 | 説明 |
---|---|
ホスト名 | ConoHa VPSの「IPアドレス」を入力 |
ポート番号 | ここは「22」で変更しない |
ユーザ名 | ユーザ名は「root」で入力 |
パスワード | サーバー追加時に設定した「rootパスワード」を入力(大文字、小文字、数字、記号) |
最後に「保存」して、「ログイン」するとConoHaサーバーのフォルダにログインできます。

もし、このようなメッセージが表示されたら「はい」を選択してください。
これでConoHaサーバーフォルダに接続することができました。

マップ変更方法
RUSTではいくつかのマップが存在しています。
RUSTサーバーはもちろんマップ変更が可能なので、マップ変更方法を紹介していきます。

少々コマンドを使ったりしますが、記事通り行えば問題ありません。
起動スクリプトのファイルを開く
RUSTサーバーの起動スクリプトというファイルを開いていきます。
上の赤枠のフォルダマークを選択し、「ディレクトリを開く」に以下のファイルパスを入力してください。
/etc/systemd/system
ファイルパスを入力できたら「開く」を選択すると、起動スクリプトがあるフォルダを開けます。

次に起動スクリプトの「rust-server.service」があるので選択して「右クリック→編集」で開きます。


ここを間違えると起動できなくなるので慎重に操作してください。
「ExecStart」の中に、「+server.level “マップID“」を書き加える必要があります。
+server.level "マップID"

今回は軽量化マップである「Barren」にしてみました。変更したら上書き保存してください。
ワイプ等で完全にリセットしたい場合はSTEP3を行ってください。ブループリントのデータを引き継ぎたい場合はSTEP3を行わず、そのままSTEP4に進んでください。
それでは、WinSCPの「ディレクトリを開く」に以下のファイルパスを入力してください。
/opt/rust_server/server
次に「RustServer_XXXX」フォルダを開きます。

「RustServer_XXXX」フォルダの中に様々なファイルがあります。
ブループリントのデータファイル「player.blueprints.db(.db-journal)」、マップのデータファイル「マップ名.XXXXX.map(.sav)」を削除するとそれぞれのデータを削除することができます。

これでマップ変更が完了しました。
次にサーバー再起動するとマップが反映されるのですが、ConoHaコントロールパネルより再起動を行うと反映される方とされない方がいるとの報告を受けたので、サーバー設定と同じく再起動コマンドを使用します。(確実に反映します)

ConoHaのサーバー再起動で反映されれば、
以下のコマンドは実行しなくて大丈夫です。

ConoHaコントロールパネルの「コンソール」にログインできたら以下のコマンドを入力して実行してください。
systemctl daemon-reload
次に起動スクリプトの再起動コマンドを実行してください。(サーバー再起動されます)
systemctl restart rust-server.service



これでマップ変更完了です!

あれ?Steamのサーバー名とプレイヤーの最大人数が変わってない?
これも設定できるの?

もちろんできますよ!
では次にその他設定方法について紹介します。
その他の設定方法
先程、マップ変更をする時に起動スクリプトを編集したと思いますが、他にも色々と設定項目があったと思います。
これらを編集すると、サーバー名やプレイヤーの最大人数、マップサイズの変更などができます。

初期設定
最初から起動スクリプトに記載されている設定項目です。
設定項目 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
+server.ip | 0.0.0.0 | RUSTサーバーのIPアドレスを指定します。(変更しない) |
+server.port | 28015 | RUSTサーバーのポート番号を指定します。(変更しない) |
+server.tickrate | 10 | RUSTサーバーの状態を更新する頻度です。(10なら1秒間に10回更新) 基本的に変更する必要がなく値が大きすぎると重くなります。 |
+server.hostname | RustServer_XXXX | SteamやRUSTのファボに表示されるサーバー名を指定します。 |
+server.identity | RustServer_XXXX | RUSTサーバーのフォルダ名になります。(変更しない) |
+server.seed | XXXX | マップのシード値を指定します。(0~2147483647) 0にするとランダムマップになります。 |
+server.maxplayers | 50 | RUSTサーバーの最大人数を指定します。 |
+server.worldsize | 3000 | マップの最大サイズを指定します。(1000~6000) |
+server.saveinterval | 600 | RUSTサーバーの自動保存の間隔を指定します。(600なら10分) |
+rcon.ip | 0.0.0.0 | リモート管理用のIPアドレスを指定します。(変更しない) |
+rcon.port | 28016 | リモート管理用のポート番号を指定します。(変更しない) |
+rcon.password | XXXXXX | リモート管理用のパスワードを指定します。(変更しない) |
追加設定
新しく追加しないと反映されない設定項目です。
設定項目 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
+server.level | Procedural Map | マップを変更できます。 |
+server.description | ー | サーバーに関する説明文を記載できます。(英数字のみ) |
+server.url | ー | 上記の説明文の中にURLを記載できます。 |
+server.headerimage | ー | 接続画面の背景を変更できます。 |
+server.radiation | true | 放射線の有無を設定できます。 有効:true/無効:false |
+server.stability | true | 建築物の安定化の有無を設定できます。 有効:true/無効:false |
+server.itemdespawn | 180 | アイテムが消滅するまでの秒数 |
+server.respawnresetrange | 50 | ベッドのリスポーンのクールタイム秒数 |
+server.pve | false | PVEモードの有無を設定できます。 有効:true/無効:false |

起動スクリプトの設定を変更したらマップ変更と同じように再起動コマンドをしてくださいね。
RUSTサーバーに関するQ&A
- RUSTサーバーをバージョンアップするにはどうすればいい?
-
2022年7月8日(金)にConoHa公式より「RUSTのアップデート方法」について発表されました。
現在は、ConoHa公式サイトで紹介されている「コチラ」であれば、アップデート可能とのことです。
- ブループリントやワイプデータを削除するにはどうすればいい?
-
ConoHa公式サイトで紹介されている「コチラ」であれば、削除可能とのことです。
- RUSTサーバーにパスワードを付けて、他のプレイヤーを参加できなくするには?
-
通常のRUSTサーバーではパスワードの設定ができません。
Oxide(オキサイド)というソフトを使うとパスワードなどの設定ができるようになります。
別の方が書いた記事が参考になると思うのでOxideの導入方法は以下よりご参考ください。
ひとこと
いかがだったでしょうか。
ConoHa VPSではテンプレートイメージにRUSTが無かったので何で追加されないんだろう…?と不思議に思っていましたが、ストリーマー界隈で話題になったことで、ついにConoHa VPSでテンプレートイメージ化されました!
今までサーバーを立てるのに苦戦していた方もテンプレートイメージを使えば簡単にサーバー構築できます。
当記事が参考になれば幸いです。ぜひRUSTの世界を楽しんでください!

最後まで読んでいただきありがとうございます。
今後も揚げポテ知恵ログ+をよろしくお願いします!
【RUSTサーバーのアップデートについて】
2022年7月8日(金)にConoHa公式より「RUSTのアップデート方法」について発表されました。現在は、ConoHaで紹介している方法「コチラ」であれば、アップデート可能とのことです。
[ExecStart=/opt…]と書かれた行の末尾に「 +server.description “test server”」と記述したんですが反映されないです、何か間違っているでしょうか?
設定ファイルの反映とサーバー再起動のコマンドは実行しています。
確かに他のレンタルサーバー企業と比べると安いね!しかも高性能ってスゴイね!
草
サーバーのアップデートについて
本日conoHaにてサーバーを建てて、記載通りに進めたところ、接続ができませんでした。
conoHa公式で記載がったとおりにアップデートも掛けてみましたが、結果は同じでした。
steamのメニューより、表示→サーバーを選択し、そこに追加してみたところ、応答がありませんと表示されてしました。
この場合の対処法としてどのようなことが挙げられますでしょうか・・・
この記事とても参考になりました!ありがとうございます!
Rustのアップデートですが、他の方同様の質問で申し訳ないです…
サーバー再起動しても、
Protocol: 2345.225.1
Build Date: 06/10/2022 03:45:36
のままで、それっぽいコマンド「steamcmd +login anonymous +app_update 258550 validate +exit」を入力して更新かかったように感じたのですが再度サーバー再起動しても反映しておらず…
ConohaでRustのアップデートはどうやるんでしょうか。
教えていただければ幸いです。
たびたびコメント失礼します
アップデート確認後サーバーをConoHA操作で再起動かけたのですがサーバーがアップデートされておらずバージョンが古いままで
ConoHaのコンソール側には
17 updates can be applied immediately.
1 of these updates is a standard update.
To see these additional updates run: apt list –upgradable
1updates could not be installed automatically. For more details…
となっているのですがなんとかご助力いただけないでしょうか